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2011年3月 7日 (月)

もうひとつの結末

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こんなとこにも登場してますが、2004年9月の『プロマシアの呪縛』開幕から6年半、2006年2月実装の“最終回”クエスト「世界に在りて君は何を想うのか?」からは約5年の歳月を経て、なんだかプリッシュが元気です☆
プロモーション映像や画像を見たけど、綺麗なCGに描き直されててオリジナルとはまた違った魅力がたっぷりですね。パトはアクションゲームはやらないけど、最近はPVだけでも十分におなか一杯楽しめる高品質で、満足であります。
FFXI世界を代表する武闘派ヒロインとして、シャントット博士ともども異世界で大暴れする姿を思い浮かべると、自然と頬がゆるんじゃいます。

「ディシディア デュオデシム」公式サイト
FF11公式Twitterの画像


とかなんとか下書きを始めてから1ヵ月が経っちゃった!
『アビセアの覇者』予告PVでもあらかじめ明かされていたとおり、アビセアの物語の最終章で、ついにパトもプリッシュに会えました。
パトの当初の予想は大ハズレで、ギルガメッシュおじさま言うところの“嬢ちゃん”は別の方でしたが!(/ω\)

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まあ“姉ちゃん”よりは“嬢ちゃん”でしょう

アビセアの物語――メインクエストは、『禁断の地アビセア』『アビセアの死闘』『アビセアの覇者』3シリーズ9エリアで、それぞれのボス級のNMを討伐し、さらに6体の鍵となるNMを制覇することで、ラスボスとの最終決戦への道が開け、“世界の真実”にたどり着くことになります。
パトたち冒険者が暮らす世界とそっくりな、もうひとつのヴァナ・ディール、アビセアが、ある日を境に突然、滅びに瀕した絶望の地へと変貌してしまった原因とは!?

思いっきりプレイヤー視点で結論を言ってしまうと、「アビセアの物語は、オリジナルのヴァナ・ディールの物語(特に『プロマシアの呪縛』)のマルチエンディング・シナリオだった」ってことなんですね。
リアルパトは昔から、マルチエンディング仕立てや分岐が多いタイプのRPGは大好きなので、過去世界が登場した『アルタナの神兵』なんかもグッときまくりだったんですが、今回の仕掛けもツボでした。
ただ、設定がなにしろ“バッドエンディング”からのスタートだったので、完全にメデタシメデタシでは終わらないってところが切なかったですけれど……。

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「なにか言う?」もなにも選択肢は1つしか

以下、ネタバレ前提でつらつらと。
というか、『アビセア』の物語は、むしろ『プロマシアの呪縛』を最後までクリアして世界のネタバレを把握してないと、根本的にチンプンカンプンなんじゃなかろうかと思うので、堂々といきますヨ!
もっとも、『プロマシア』の結末を何も知らないまま『アビセア』の結末を知って、「えっ、それってどういうコト?!」と、こちら側(ヴァナ・ディール)の“世界の真実”に近づくのも、またひとつの楽しみ方でありましょう。

   *

アビセア世界は、ヴァナ・ディールのパラレルワールドなので、ヴァナ世界のあちこちで出会ってきたおなじみの人々がそっくりそのまま生きて、苦境に立ち向かっているわけなのですが、その中には誰ひとりとしてパトのことを知っている人はいませんでした。
でも、あちらの世界にも、パトに相当する“冒険者”はいたのです。(きっと、アビセアの冒険者パトは、三国ミッションもクエストも全然やってなくて、世界中の人々には名前も顔も売れていない、“知られざる英雄”だったのでしょう。)
そのアビセアのパトは、ヴァナ・ディールでパトが体験したのと同じ冒険の旅路をたどり、“世界の終わりに来る者”――男神プロマシアの「器」と闘いました。アビセアのプリッシュや、旅の仲間たちとともに。
けれど、力及ばず勝てなかった。
つまり、プロマシアとの決戦に負けてしまった結果が、アビセアの世界崩壊の原因だったのです。

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身も蓋もない言い方をすれば、パトたちヴァナ・ディールの冒険者は、「異世界の自分の失敗の尻拭いをするために、時空を超えて導かれてきた」っていうところでしょうか……。
そういえば、パトたちも、かつてはプロマシアとの闘いで敗れたこと“も”ありました。

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これは2005年7月24日の前哨戦(下見☆)の様子。パトは初々しい白魔70でプリッシュの戦いぶりを応援しました。下見だから、ほかのメンバーはLv1とか、不真面目にもほどがあるジョブ編成だったりしました。

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本番7月30日は、ナ黒黒黒赤白(樽樽樽樽人樽)とナ狩黒黒赤白(人人樽人人樽)の2チームに両方白魔でエントリー。
死者を出しつつも一発クリアだった第1陣と、3回目の挑戦でようやく勝てた第2陣――いずれも熱い死闘でした。

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男神教の怪しいタルタルに生贄奉納の舞を踊られたり……

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こちらはプロマシア最終バトルの『暁』ではなく、「世界クエ」に5人で挑んだ2006年8月6日の思ひ出。

ヴァナ・ディールでは、こんなふうにいくつもの死線をさまよいながらも勝ち残り、世界の平和を守り抜いてきたわたしたちでしたが、男神に負けたあと、その先の未来がどうなるかなんて、考えたこともなかった……。

男神(の器)との戦いの場、“天象の鎖”は、具体的にはどこにあるのか定かではありませんが、そこへの入り口、高次元の異空間に浮かぶ神都アル・タユはヴァナ・ディールの上空にあり、決戦のそのとき、まさに地上に落ちつつありました。
そして、決戦に負けた後のアビセアのアル・タユは――おそらくあちらの“冒険者”たちの最後の抵抗だったのでしょう――かろうじて地上には落ちず、月面に落ち、それでも今なお月ごと地上へ落ちようとしている……。それが、ヴァナの冒険者たちが訪れたときのアビセア世界の現状だったのでした。

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眼下には月に落ちたアル・タユが……
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上空に見えるのは、砕け散った母なるクリスタルと、アビセア

結局、アビセアのためにパトたちができたのは、男神の化身である“神竜”を倒すことで、地上へ落ちようとする月をくいとめた、ということだけだったのでしょうか。
死んでしまった命が蘇るような甘い奇跡は起こらず、プリッシュはひとり、月に取り残されたまま――ある意味それもずいぶん不自然な話かとも思いますが、もともとアビセアのプリッシュは男神との決戦に勝てなかった時点で、人の証である“心の闇”を取り戻すこともなく、人の形をした人ではない存在のままでいるせいか、あんまり堪えてもいない様子――孤独に苦痛を感じなければそれでいいのかっていうと、そういう問題でもないような……とにかく、うーん、もうっ!!っていう理不尽なキモチの残る結末となったのでした。

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だってやっぱり空気とか食べ物とか気になるじゃん。
プリッシュ食いしんぼうなのに……(by ヒロインズ・コンバット)

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いっそ魂だけの存在になったとかいうならまだ納得できるけど、どうみても生身だし……。

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とりあえず、ものすごく退屈そうなので、新印章BFはぜひ「プリッシュと行く月面アル・タユ廃墟ツアー」でよろしく!!
暴れ回る元気なプリッシュが見たいよ!

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コメント

これまた懐かしい(* ´Д`*)=3

プリッシュたん、はぁはぁ(* ´Д`*)=3(* ´Д`*)=3

投稿: J | 2011年3月 8日 (火) 21:42

★Jたん
プロマシア戦のSSを探してたら“邪教のタルタル踊り”のしゃしんが出てきて吹き出したお!
今はプロMもすっかりヌルくなっちゃったけど、超ハードモードのあの頃も楽しかったね。
ディシディアサイトに公開されたプリッシュの水着画像は見たかい?(*´∀`*)

投稿: ぱと | 2011年3月 9日 (水) 15:54

スク水じゃなかった・・・。

投稿: J | 2011年3月10日 (木) 01:36

んなワケあるかーーーヽ(`Д´)ノ

投稿: ぱと | 2011年3月10日 (木) 10:38

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