英魂と鎮魂
やっぱりアイテムの価値は、見た目の大きさに比例するような気もするの!!
拡大してみると、ますますカッコイイですね~(*´Д`*)
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さて、どうやら物語的には「一時預かり」という形で冒険者が所有するところとなった、英傑バルラーンの秘宝たる英魂武器のひとつ、乾坤圏。
ミシックウェポン取得クエスト第3番目の『英魂と鎮魂』で、いよいよその真の力を目覚めさせることになります。
★以下、例によってネタバレ上等で参ります★
ティンニンの牙、サーラメーヤの皮、ティガーの尾の3つを持ってカダーバの浮沼にある墓地にいけば俺様の臣下にしてやるぜ、と上から目線で語りかけてくる英魂武器――。ミシックもレリック同様、武器が主人で所有者は下僕という力関係なのですね。
ヴァナ・ディールの世界観的に、超強力な武器とか召喚獣とか、なにしろ“大いなる力”というものは使い手の完全な支配下にあるものではなくて、あくまでも力量を認めさせて力を借りてるだけなのだ、という図式を特に強調する傾向があると思いますが、神的な力は人間ごときちっぽけなものが意のままに扱えるもんじゃないよってのが、このへんにも色濃く現れています。
ティンニン(ハイドラ)、サーラメーヤ(ケルベロス)、ティガー(キマイラ)の3体は、「花鳥風月」第4段階で戦うモンスターで、それぞれ戦うまでの段取りも非常に手間がかかるものですが、パトは去年の2月早々にはそろえ終わっていたので、ここはあっさりクリア。
たぶん物語中の冒険者が本来の時系列的に与えられた試練に取り組んだとしたら、絶対この過程で数ヵ月くらい月日が流れているハズ!
1年熟成の皮や尻尾は気に入ってもらえたようです。
そして最後の試練はナイズル島へ――。
入り口がナイズルアサルトと同じせいか、ソロ戦のはずなのにパーティーメンバーが入れるみたいなアナウンスが流れます。もちろん1人しか入れません。絶対。
突入すると強化は切れてしまいました。
事前イベントとか何もなく、いきなりハイドラのザッハークさんがでんと正面にいらっしゃいます。演出的盛り上がりはイマイチ。
ザッハークはアトルガン皇国の象徴でもある守護の蛇神。
奇しくも今年は巳年。これは縁起がいいかもー?!
プロ5・シェル5・ヘイストは戦闘開始してから白魔カプたんにかけてもらうとして、まずは腹ごしらえ☆(笑)
おべんとうはタブナジア風タコスとペルシコスオレにしてみました。
結論からいうと、目的は倒すことそのものではないので、ヘイスト装備と防御や回避、持久力・回復力に気を使ったほうが吉と思われます。
あとサポは踊り子。
Lv75時代から、白魔道士や吟遊詩人でさえソロで挑むのが条件だったBFだし、よもやしぬようなことは夢にも考えていませんでしたが、一応こんな人生で一度しかないような機会なので、普段なら絶対飲まないスーパーリレイザーとか飲んで舞い上がっています。
……実際に殴りはじめてみますと、さすがにLv99、ハダカでもいいんじゃ?ってくらい弱かったです。(爆)
そもそもとても防御が高いので、こちらの与ダメもたいして多くない(1発70~80くらい)のですが、相手の攻撃はほとんど当たった形跡がありません。
首が3本あるときに使ってくるナーブガス(魔法ダメージ+呪い(HP/MP-50%)+猛毒)が一番の脅威だと聞いていたので、開幕イカロス使って速攻首を落としましたが、結局最後までなにもWSは使ってきませんでした。
せっかく強麻痺のポーラーブラストや悪疫のパイリックブラストに備えて、万能薬やミスクチュアまで用意したのに~。ま、いいけど。
ザッハークの勝利条件は「首を3つ落とすこと」と、いろんなところで読んでいたのですが、ちょっと3つ目の首が落ちたかどうかわからないうちに、気が付いたら姿が消えていました。
途中、連環六合圏を2回(832+601)、与えたダメージは合計3542くらいでした。カプたんの放ったポイズン2とバイオ2は入っていましたが、スロウはレジ。
そして、1戦目が終わると、いよいよ英雄バルラーンとの一騎打ち!
マート戦思い出す~☆
用語辞典さんとかに、「1体を退けた後にイベントを挟んで~」などとありましたが、バルラーンのセリフはあったものの、ムービー的なイベントはありませんでした。バグ?(´д`)?
ただ、こちらから攻撃を仕掛けるまでは襲ってこないようだったので、一息入れるとしたらここで。
こちらの勝利条件は、「相手がミシックWSを使ってきたあと、TP100・200・300の状態でそれぞれミシックWSを使って3段階のアフターマスをつける」です。
実はこれ、Lv99時代の現在だと、けっこう詰みそうな罠が……。
連環六合圏1発目。
ステータスアイコンの一番右端に「1」とアフターマスマークが。
連環六合圏2発目、アフターマスLv2。
しかーし!バルラーン様のHPゲージがすでに半分以下にーー!
実はこのバルラーン、HPが0になることはないらしく(すでに死んでるし?)、HPが最低ライン(たぶん1)になると無敵状態になって与ダメージが全部0になるそうなのです。
与ダメ0ということは、すなわちTPがためられない状態ということに……
パトの場合、なんとか与ダメがなくなる前に300たまりましたが、のんびりSSとか撮ってる間にこのとおり。↓
最後、連環六合圏のダメージ0wwwww
でも、0でも当たればいいみたいですね。よかった~。
からくり士程度の攻撃力でこんなありさまでは、もっと攻撃力のバリバリ高い前衛ジョブの人では、よほど攻撃力抑えるか、なにか工夫をしないと3回WSを撃つのはたいへんなのではないでしょうか。。。
とりあえず、バルラーンは無敵化してもハイパー化して強くなるようなことはないみたいだったので、しばらく後ろ向いて耐えてみたりするのがいいのかなぁ。相手の攻撃、ほとんど素で当たってこないので、被ダメでTPためるのも難しそうだけど。
あと、未確認の想像ですが、こんな相手ですから、もしかしたら強力なリジェネとかかかっててHP回復してくれるかもしれませんしね。
からくり士的にこうすればよかったなぁと思うのは、ハイドラのうちに溜めたTPをタクティクスウィッチでカプたんに預けておいて最後に使うべきだった、ということですが、だいたいこういうことは後で冷静になったときに気が付くのよね☆
いずれにしてもパトは二度とあいまみえることはないと思いますが、もしこれから挑戦するぞっていう方がいらっしゃるなら、開幕はオポ昏にしてバルラーンでイカロスを使うとか、アイテム温存作戦をおすすめしておきます。
なにはともあれ、無事に試練を乗り越え、再びカダーバの墓地へ……
クエストの進行としては、ここから『アトルガンの秘宝』になります。
シリーズタイトルと同じクエスト名。
アトルガンシナリオ(ミッション)を最後まで進めていれば、その中で“アトルガンの秘宝”が何を意味する言葉だったのかわかりますが、ここでもあらためて、その言葉の多重性が繰り返されます。
このバルラーン様は、妄執に囚われて迷い出た怨霊とかそういう類の化け物ではなく、自らの意志と英魂武器の器気の力でこの世に留まった残留思念だったそうです。
いつか鎮魂武器が失われるとき、それはすなわち、新たな英魂武器の使い手となるべき者が現れる運命のとき。バルラーン様はもしかしたら、心悪しき者の手に渡さぬようにと願う一方、自分自身で、その後継者がどんな力量の持ち主であるかを確かめたかったのかもしれません――。
さて、事の顛末を伝えるために再び皇宮へ。
英魂武器の真の力を目覚めさせたら器気がよりいっそう強くなっちゃうのかと思いきや、逆にすっかり鎮まっている模様。
すると、なんと「返せ」と言われちゃうわけデスヨーーー!
もちろん、すぐにマウ様がいさめてくださいましたが。
かくして英魂武器は、名実ともに冒険者所有の名器となったわけであります。
でも、ごめんねマウたん。もうアトルガンのために乾坤圏を振るうような機会は、ビシージくらいしかないよwwwww
せめて真サルベージとかがんばりたいけど、パトほとんど白魔で出陣だし!(>_<)
アドゥリンの新世界では、ばんばん出番がくるといいな☆
* * *
最後に、ここに至るまでの約3年あまり、ずっと見守ってくださり、手を貸してくださった多くの方々にあらためてお礼を申しあげます。
ミシック作成は、どの段階をとってみても1人の力では到底乗り越えることのできない険しい道のりの連続でした。
せっかく完成した究極の一品――まだ続きの強化は残っていますが――わたしのヴァナ人生での最高の宝物として、死蔵することなく常に傍らに携えて、これからも旅を続けて行きたいと思っています。
ありがとうございました。
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